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ADHDエビデンスブリーフ

2026年2月第4週 · 非薬物的アプローチの最新エビデンス特集

今週は薬を使わずにできること — 運動、睡眠、マインドフルネス、オメガ-3、デジタル治療薬まで、非薬物的アプローチの最新エビデンス5件をご紹介します。 すべての内容は出典のある研究を要約したものであり、特定の治療を推奨・処方するものではありません。
01

🏃 運動がADHD児の注意力を高める

📊 メタ分析 Grade B Frontiers in Psychiatry 2021
研究 15件のRCTメタ分析(734名、6〜18歳ADHD児・青年)
ポイント 規則的な中〜高強度の運動が注意力(SMD≈-0.60)と実行機能(SMD≈1.22)をいずれも有意に改善
効果量 注意力 SMD≈-0.60、実行機能 SMD≈1.22、運動機能 SMD≈0.67
原文を見る (PMID: 34122131)
02

😴 睡眠ルーティンがADHD児の睡眠問題を減らす

📊 メタ分析 Grade B J Attention Disorders 2022
研究 系統的レビュー+メタ分析(6〜12歳ADHD児、5件のRCT)
ポイント 一貫した就寝ルーティン、睡眠衛生教育、保護者コーチングが睡眠問題を有意に減少
効果量 g≈-0.46
原文を見る (DOI: 10.1177/10870547221106239)
03

🧘 マインドフルネス訓練がADHD症状の軽減に有効

📊 メタ分析 Grade B IJERPH 2022
研究 11件のRCTメタ分析(6〜18歳ADHD児・青年)
ポイント ADHD症状に中程度の効果、保護者のストレスも減少
効果量 ADHD症状 g=0.77、保護者ストレス g=0.40
原文を見る (DOI: 10.3390/ijerph192215198)
04

🍎 オメガ-3、小さいが有意な補助効果

📊 メタ分析 Grade B JAACAP 2011
研究 10件のRCTメタ分析(699名、6〜17歳ADHD児 — 2024年レビューでも有効)
ポイント EPA高含量のオメガ-3がADHD症状に小さいが有意な効果。単独治療ではなく補助オプション
効果量 SMD 0.2〜0.3(small)
原文を見る (DOI: 10.1016/j.jaac.2011.06.008)
05

📱 ゲーム型デジタル治療薬、補助オプションとして注目

📄 レビュー Grade C Cureus 2025
研究 小児デジタル治療薬総合レビュー(8〜17歳ADHD児、EndeavorRx中心)
ポイント FDA承認EndeavorRxの注意力訓練効果を確認。既存治療の補完オプション
原文を見る (DOI: 10.7759/cureus.91592)
⚠️ Disclaimer
本情報は最新の研究結果を要約したものであり、医学的な診断や治療に代わるものではありません。
健康に関する判断は必ず専門家にご相談ください。